(速報)「初の女性大統領」誕生
韓国の大統領は、
「初の女性大統領」へ
朴槿恵(パククネ)氏
韓国大統領選、朴氏の当選確実 初の女性大統領へ
【ソウル=貝瀬秋彦】韓国大統領選は19日に投開票され、KBSなど放送3社は午後9時すぎ、保守系の与党・セヌリ党の朴槿恵(パククネ)氏(60)が「当選確実になった」と報じた。韓国初の女性大統領が誕生する。事実上の一騎打ちとなった革新系の最大野党・民主統合党の文在寅(ムンジェイン)氏(59)との激しい競り合いを制した。
朴氏はこの日、ソウル市内で投票した後に「賢明な国民が、韓国の新しい時代を開いてくれると信じている」と語っていた。
今回の選挙では、「新しい政治」を掲げて無所属での出馬を模索した安哲秀(アンチョルス)氏(50)が既成政党に不信を抱く若者や無党派層の支持を受けたが、安氏は「政権交代実現のため」として途中で辞退して文氏への支持に回った。安氏の支持層がどこまで文氏に投票するかが焦点になっていた。
朴氏はこの日、ソウル市内で投票した後に「賢明な国民が、韓国の新しい時代を開いてくれると信じている」と語っていた。
今回の選挙では、「新しい政治」を掲げて無所属での出馬を模索した安哲秀(アンチョルス)氏(50)が既成政党に不信を抱く若者や無党派層の支持を受けたが、安氏は「政権交代実現のため」として途中で辞退して文氏への支持に回った。安氏の支持層がどこまで文氏に投票するかが焦点になっていた。
韓国で19日、大統領選挙の投開票が行われ、KBSテレビなど複数の韓国メディアによると、
保守系与党、セヌリ党の朴槿恵(パククネ)氏(60)の当選が確実となった。
親北朝鮮的で左翼勢力の影響が強い最大野党、民主統合党の文在寅(ムンジェイン)氏(59)よりも、
朴正元(チョンヒ)大統領の長女で保守勢力を背景とした朴氏の安定感を有権者は選択したといえる。
韓国で女性が大統領に就任するのは初めて。
韓国の中央選管によると、大統領選の最終投票率は75・8%(暫定値)で、
前回大統領選の63%を10ポイント以上上回った。
激しい選挙戦で生じた朴氏支持勢力と野党系支持勢力の溝は深く、
北朝鮮政策や悪化している対日関係の取り扱いなど重要案件で、朴氏が難しいかじ取りを迫られる局面もありそうだ。
選挙戦は李明博(イミョンバク)政権下で拡大した国民の経済格差の是正・解消策などが主な争点となった。
文氏は、李政権が「国民生活を犠牲にして財閥を優遇した」と強調。
「庶民派」を前面に出して財閥規制や富裕層への課税強化を唱えたが、
急激な変化を望まない国民の声の方が勝った。
一方、外交面では、北朝鮮による事実上の長距離弾道ミサイル発射などで日米韓の協力態勢が不可欠となる中、
日本に対し「過去清算」を優先する文氏ではなく、
「過去の問題はあるが未来が重要」とする朴氏が当選した意味は大きい。
李明博政権下で最悪となった日韓関係の再構築が喫緊の課題となる。就任式は来年2月25日。
保守系与党、セヌリ党の朴槿恵(パククネ)氏(60)の当選が確実となった。
親北朝鮮的で左翼勢力の影響が強い最大野党、民主統合党の文在寅(ムンジェイン)氏(59)よりも、
朴正元(チョンヒ)大統領の長女で保守勢力を背景とした朴氏の安定感を有権者は選択したといえる。
韓国で女性が大統領に就任するのは初めて。
韓国の中央選管によると、大統領選の最終投票率は75・8%(暫定値)で、
前回大統領選の63%を10ポイント以上上回った。
激しい選挙戦で生じた朴氏支持勢力と野党系支持勢力の溝は深く、
北朝鮮政策や悪化している対日関係の取り扱いなど重要案件で、朴氏が難しいかじ取りを迫られる局面もありそうだ。
選挙戦は李明博(イミョンバク)政権下で拡大した国民の経済格差の是正・解消策などが主な争点となった。
文氏は、李政権が「国民生活を犠牲にして財閥を優遇した」と強調。
「庶民派」を前面に出して財閥規制や富裕層への課税強化を唱えたが、
急激な変化を望まない国民の声の方が勝った。
一方、外交面では、北朝鮮による事実上の長距離弾道ミサイル発射などで日米韓の協力態勢が不可欠となる中、
日本に対し「過去清算」を優先する文氏ではなく、
「過去の問題はあるが未来が重要」とする朴氏が当選した意味は大きい。
李明博政権下で最悪となった日韓関係の再構築が喫緊の課題となる。就任式は来年2月25日。
韓国大統領選、朴槿恵氏が当確 KBSテレビ報道
【ソウル=加藤達也】韓国で19日、大統領選挙の投開票が行われ、KBSテレビは同日夜、保守系与党、セヌリ党の朴槿恵(パククネ)10+ 件氏(60)の当選が確実となったと報じた。
親北朝鮮的で左翼勢力の影響が強い最大野党、民主統合党の文在寅(ムンジェイン)氏(59)よりも、朴正煕(パクチョンヒ)元大統領の長女で保守勢力を背景とした朴氏の安定感を有権者は選択したといえる。韓国で女性が大統領に就任するのは初めて。
激しい選挙戦で生じた朴氏支持勢力と野党系支持勢力の溝は深く、北朝鮮政策や悪化している対日関係の取り扱いなど重要案件で、朴氏が難しいかじ取りを迫られる局面もありそうだ。
選挙戦は李明博(イミョンバク)政権下で拡大した国民の経済格差の是正・解消策などが主な争点となった。文氏は、李政権が「国民生活を犠牲にして財閥を優遇した」と強調。「庶民派」を前面に出して財閥規制や富裕層への課税強化を唱えたが、急激な変化を望まない国民の声の方が勝った。